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フェイジョアーダ

は、ブラジルの代表的な料理。
松永の「ステーキ・ブラジル」では、
月の真ん中のドヨウビ、ニチヨウビのスペシャルメニュー。
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ブラジルで「フェイジョアーダ」は、ご馳走であり、特別な時に食べる
例えば、遠く離れた家族が久々に家に集まった時などの
語らいのひとときには、欠かせない家庭料理。

ソーセージや豚肉、骨、足などを豆と一緒に長時間煮込む
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フレッシュサルサソース、
「まずーい!もう一杯!」で有名な青汁の葉っぱ(おいしいです)のケール、
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マンジョカの粉(芋です)をかけて食すのが一般的。
「ステーキ・ブラジル」では、さらに豚のステーキも付いていて、
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お値打ち¥1600。

このフェイジョアーダと云う料理の発祥の頃、ブラジルは、まだポルトガル植民地時代、
アフリカから連れてきた奴隷の黒人たちは、農場の労働を強いられていた。
農園主たちは、豚肉を食す時、美味しいとされる部分は、自分たちだけで食し、
その他を残飯として捨てていた。(そのまま、与えていたと云う説もあるが)
それまでは、豆を塩のみで煮込んだものしか、食べ物が与えられず、
栄養不足と、過酷な労働で憔悴しきった黒人たちは
それまで食べていた料理に、その捨てられた部分を一緒に煮込ん食べた。

それ以来、あまりに黒人たちが元気になり、
おいしそうに食す姿を見てこれは、栄養があり、しかもおいしいではないか
と云う事に気づき、ブラジル全土に広がった代表料理。
労働と命の源になった料理ですから、本当に心が豊かな気持ちになる。

以前、松永の多文化共生イベントに「ステーキ・ブラジル」が出店したおり、
自分の横にいた小学生男児がブラジルの料理をみて、
外国の料理で見たこともない、、おいしくないかもしれないので、食べるのやめると云うのだ。
では、なんの為に、君はここに来たのだろうと思うと同時に、彼の両親はなぜ、
このイベントに連れて来たのだろうと思ってしまう。

日本人は生の魚や、醗酵させた大豆を食べている
そのことを、そういう習慣の無い国の人に愚弄されたら、
腹立たしく自分は思う。

イベントが楽しそうと云うだけで良いのでしょうか?
楽しい事だけをするのではなく、する事を楽しむ。
そうする事が自分の目標であり、また信条でもある。

世界中で人々は、その土地合った、そこで得られる食べ物を、生きるために食している、
長い歴史の中で人々は、それを「食文化」と云う「文化」に発展させている。

相手の食生活や文化にふれ、それらを理解、尊重しあうことが
真の国際交流であると自分は信じている。

楽しい仲間と楽しい語らいの
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「ステーキ・ブラジル」
松永町2丁目29-1
084 933 4273


どうぞよろしくです。N.C
by littlewing2000 | 2011-02-24 17:34 | アミーゴ | Comments(0)

リトルウイング珈琲のこと。       ブルーデイジーのこと。


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